命つなぐAED

 

ダ・ジャ・レイ先生の思い

命つなぐAED、心肺蘇生術

ここでは、わしがなぜ心肺蘇生術やAEDにこだわるのかをお話ししよう。
それはわし自身の体験がもとになっているのじゃ。

わしが学生の時じゃった。1時間目の授業が始まる直前、教師が教室に駆けこんできて、「お父さんが倒れたそうだからすぐ家に帰りなさい」と言ったんじゃ。そしてすぐ家に帰ったのだが、家に着いた時には、父はすでに亡くなっていたのじゃ。

父は毎朝庭で体力トレーニングを行うのを日課にするぐらい健康に気をつかう人じゃった。その日もいつも通り、庭でトレーニングを行っている途中に、急に胸が苦しくなり、そして意識を失ったそうじゃ。その時一緒にいた母は、必死に大声で父に「しっかりして、大丈夫」と呼びかけながら、救急車の到着を待ってたそうじゃ。そして救急病院に運ばれたのだが、そこで亡くなってしまったんじゃ。

このことを思い出すと、もしこの時母が心肺蘇生術を知っていていたら、そしてAEDがあったらと思うんじゃ。しかしその当時、心肺蘇生術などという言葉は普通の人は誰も知らなかったし、もちろんAEDなどあるわけもない。

最近では多くの人々の努力によって、心肺蘇生術の大切さが徐々に知られるようになってきたし、またAEDの設置も徐々に進んでおる。しかし、実際目の前で人が急に倒れた時にとっさに行動できる人はなかなか増えていないと思うんじゃ。それでは意味がない。それでは救えないんじゃ。だから日頃から緊急事態を想定した訓練をしておくことが大切じゃと思うんじゃ。

そこでわしは「すべてのこどもたちにワクチンを」をスローガンにして、ワクチン募金と同時に歌と踊りと物語を混じえたキャラクターショーを各地で行っておるのじゃが、そのショーの後半で必ず心肺蘇生術とAEDの実際の使い方を取り入れているんじゃ。これらの活動を続けることによって自然に心配蘇生術やAEDに関心を持ち、いざという時に目の前で倒れた人の命を救えるのことができるような人が一人でも多く増えることを願っているのじゃ。

誰でも人生で一度か二度は心肺蘇生術が必要とされる場面に遭遇すると思うんじゃ。今そこにいるあなたが他人の消えゆく命の鍵を握っているとき、是非とも勇気をふるって救命に挑戦してほしいんじゃ。

心肺蘇生の方法

心肺蘇生の方法
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